こんにちは吉田です。
先日マンションオーナー様から、外壁タイルの一部が剥離し、心配して当社へ相談いただきました。
タイルの「剥離」は見れば一目瞭然ですが、剥離の前兆である「浮き」は目視だけでは、なかなか判断できません。
一般的に浮きの調査は「打検」と言って、タイルを叩き「音」と「感触」で浮き特定します。
これは、対象物の表面温度が測れるサーモグラフィーカメラを用いた画像診断で、タイルの浮き箇所を特定する調査です。
これがサーモグラフィーカメラ
よく、ためしてガッテン”とかで使ってますよね!
夜間撮影で周囲が真っ暗でもこのようにクッキリ見られます。
現場作業は1日で完了
あとは事務所にて専用ソフトでデータを解析し、調査報告書を作成します。
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現場作業よりこの解析が結構大変です。
この調査方法は法律で義務付けられている定期報告の外壁調査にも適合していますので、該当物件がある方はとても有効です。
定期報告とは??(外部リンク)
また、サーモグラフィカメラは外壁診断だけでなく建物の漏水調査にも応用することができます。
当社はこのように専門装置を駆使しながら建物の維持・保守・点検業務も行っております。
ほかにも他社ではあまり見られない設備や装置がありますので追々紹介します!