ページ

2013年7月12日

災害対策用機器の操作講習会

 こんにちは、土木の岩崎哲弥です。
 6月14日に国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所の皆さんが中心となって行った
講習会に、参加したときの話です。




 まずはこちら、排水ポンプ車

 河川や道路、地下等の内水排水を行います。径の異なったホース、発動発電機、取水ポンプ加圧ポンプ、排水ポンプが設備されていて、発動発電機を動力として、水の取水から排水までを行う車です。

 ポンプやホース自体も大きく、設置をするのに一苦労しました。これだけ大きいと迫力あります。










 続いて、対策本部車

 地震・台風・豪雨災害時、対策本部として応急対策の指揮連絡、広報活動等を実施します。
災害で水道、ガス、電気等が使えなくなっても車載された発電機・プロパンガスを使用することで、災害時でも活躍できる車。

 車の後部に階段があり、側面も張出すタイプで中は広々です。スイッチ一つで出し入れ出来て便利です。中身はちょっとした会議室を想像しつつ、シャワー室やトイレが完備されている車です。対策本部車を中心として、災害時の対応が行われます。



 最後に待機支援車です。

 簡単に言いますとキャンピングカーです。この車は対策本部車と似たような設備になります。車の内部はベットが9床式、トイレやシャワーが付いたタイプだそうです。作業にあたっている人たちの休憩場ですね。









  簡単に説明しました、興味がある人は少ないようなので長々は書きません。

 なかなか見ること、触れることのないものだったので新鮮味がありました。災害時に冷静さを保つのも大変でしょうが、われわれが混乱してしまってはいけません。普段から備えていないと、いざ災害となった時に冷静になにもできませんからね。起こる確率の少ないものですが、備えておくのは悪いことだとは思いません。

※写真は講習に行ったときに頂いた資料から引用しました。