今回の記事担当なのですけど、変な風邪をこじらせて倒れてしまい、最近はほとんどベッドの中だった高橋です。会社のブログで闘病日記を書いても仕方が無いので、今回は温めておいたネタで誤魔化すことにします。
この一枚、会社の額縁の中に紛れ込んでいた写真です。
弊社で工事した物件だと思うのですけど、竣工日を見るとかれこれ60年ぐらい経っています。写っている建物も古めかしい感じですけど、この写真自体も結構古めかしいです。別に画像を加工した訳でも、弊社のスキャナがポンコツだった訳でもありません。本当にこんな色の白黒写真です、少し茶色がかってセピア色になっています。ついでに皺だらけ。
保存状態が悪くて劣化しただけ、と言われればそれまでですけど。これはこれでレトロな骨董品ぽくて良い感じだと個人的に思っています。私の生まれた時代にはもうカラー写真だったので、これを見て「懐かしい」と思うわけではないのですけど。ちょっとロマンを掻き立てられるといいますか、何と言いますか。……知っている人にはネタ使いまわしと言われそうなので、ここまでにしておきますけど。
こういう年を経てもただ劣化するだけでなく、逆に妙な味わい深さが残る何かを自分も造れればいいな、と個人的に思います。