社内でも社外でも幅広く使われていたパソコンOS、Windows XPも今月9日、ついにその幕を下ろしました。かれこれ10年以上使い続いたでしょうか?
サポート終了と聞いてもOS自体は動き続けるので、今ひとつピンと来ないかもしれませんけど。さっそくマイクロソフト社が提供する抗ウイルスソフト"Security Essentials"もXPマシンにはインストール出来なくなっていますし、おそらくこれから色々と目に見える影響が出てくる事でしょう。
弊社は(どうしても旧OSで無いと動かないモノのために、スタンドアロン機は存在しますが)Windows7に移行し終わりましたので、何とかなりましたけど。6ヶ月以上の計画を立てても最後のほうはわりとドタバタした気がします。大量に廃棄パソコンも出ましたし、さらにこれを分解して、HDDを物理的に消去して……色々なメーカーのPCが混ざっているので、まだまだやる事は残っていそうです。
でも、より大規模で新OSだと動かないシステムを使っている所はもっと大変だと思います。当てられるパッチを全部当ててからネット接続を永遠に切り離して、外部ストレージも全部禁止にして、ネット接続のためだけに別パソコンを用意して……でもセキュリティパッチを当てるにも、抗ウイルスソフトのパターンファイルを更新するにも、ネット接続しないと出来ないジレンマ。Officeとかのソフトを入れなおしたら、ライセンス認証にもネット接続が必要ですし。(一応電話対応もありますけど)システム動いても外部ストレージが使えない以上、データの二次利用は難しそうです。
さて、そのWindows7ですが。これも東京オリンピックが始まる年にはサポートが終了するようです。2020年ごろ、弊社もまた同じような騒ぎをしているのでしょうか?
それとも髙橋(もしくは次の担当者)は、もう少しうまく問題解決できているのでしょうか? 後者になれるように、精進していきたいと思います。
追記:
このブログをお読みの方で、もしまだXPをお使いの人が居るようでしたら、さすがに新しいパソコンに変える事をお勧めします。